技術士とは、技術系の最高峰となる資格です。
会社内にこの資格がいるかいないかで、会社自体の信頼度や受注範囲が変わるとても重要な資格となります。
技術士になるためには、最難関の技術士第二次試験に合格しなければなりません。
さらに、技術士第二次試験の受験資格は、実務経験7年、または、技術士補になってから実務4年の経験が必要となります。
今回は、私が受けた技術士補になるための資格、「技術士第一次試験(上下水道部門)」について解説します。
技術士第一次試験(上下水道部門) 独学で合格は可能か
正直な話をしますと独学で合格は可能です。
私は、仕事をしながら独学で令和2年度(2020年)に合格しました!↓
さらに、近年の技術士第一次試験(上下水道部門)の合格率を見てみましょう。
(年) | 受験者数(名) | 合格者数(名) | 合格率(%) |
---|---|---|---|
2015 | 1180 | 674 | 57.1 |
2016 | 1118 | 499 | 44.6 |
2017 | 1307 | 654 | 50.0 |
2018 | 1034 | 434 | 42.0 |
2019 | 576 | 289 | 50.2 |
2020 | 918 | 384 | 41.8 |
2021 | 1092 | 346 | 31.7 |
技術士第二次試験はかなり難関な資格となっているのですが、それに比べ第一次試験は、比較的易しい方だと思います。
さらに、第一次試験に合格すると、転職時に有利となることが多いです。
これから、一発で合格する方法をご紹介します。
勉強方法について
技術士第一次試験は、正直、過去問を解き続けるだけで十分です。
なぜなら、過去問と似たような問題が多く出題されます。
さらに、合格点について、
各科目(基礎科目・適正科目・専門科目)を5割以上とれば良く、さらに各群から説く問題を選択するため、自分が解ける問題を選択すれば良いのです。
わからない問題は一旦捨ててからわかる問題から解いていきましょう。
基礎科目・適正科目は共通の試験なのですが、専門科目は、名前のとおり、20もの専門部門毎に試験内容が違います。
今回紹介する専門部門は「上下水道部門」で、おすすめ参考書をご紹介していきます。
おすすめ参考書
- 基礎科目、適正科目の参考書はこれ
「過去問7回分+本年度予想 技術士第一次試験基礎・適正科目対策’22年版 著:浜口 智洋」
こちらの参考書は前半部分に、出題傾向や要点を簡潔にまとめ集が記載されていてとても分かりやすいです。要点まとめ集を軽く読んだ後、過去問を解きましょう。
- 「上下水道部門」専門科目の参考書はこれ
「技術士第一次試験「上下水道部門」専門科目択一式問題厳選250問<解答と解説>第3版 著:松山 正弘、林 知幸」
こちらの参考書は、過去問が多く記載されているためこの一冊で専門科目の点数は十分に取れるため、おすすめです。
勉強方法のまとめ
上記2つの参考書を使えば、合格は間違いなしです。
それでは皆様合格に向けて頑張ってください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。